舞台「776」(ラフカットFINAL)公演終了メッセージ
舞台『776』(ラフカットFINAL)
期間:2024年6月13日(木)〜6月16日(日)
会場:こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
(東京都渋谷区代々木2丁目12−10 )
役:辻義郎
■板橋廉平より
ラフカットFINAL 無事に終演しました。
ご来場誠にありがとうございました。
30年続いたこの企画。
多くの俳優たちが、今や知る人ぞ知る俳優も出演していたこの企画のファイナルに出演出来て、とても光栄に感じています。
脚本・演出の堤さんはじめ、スタッフの皆様、キャスト陣、そしてたくさんのお客様、本当にありがとうございました。
私が出演した「776」は97年に作られた作品です。
今回上演した他の作品とは違い、
キャスト5人と自転車5台だけのとてもシンプルな作品。
リアルな会話から可笑しな方向へ転がっていく会話劇。
わかりやすい笑いとは違い、個人技だけではどうにもならない作品でした。
そういうことでいえば今回の「776」メンバーは同世代ということもあり、稽古や本番を重ねる度にいいチームになっていったかと思っています。
私は「辻」という役を演じました。
会社を辞めて、しかし妻には言えず、夕方までパチンコを打つしかなくなったサラリーマンという役どころ。
役作りはなかなか難しかったですねぇ〜笑
ですがこの役の本当はこうしたいんだ!とか本当はこうなりたいんだ!っていうことなどを整理しながらこの「辻」に寄っていこうと思い、演じました。
彼の弱くて、度胸もなくて、寂しがり屋という自分にも多少ある部分でキャラクターを考えていきました。
今までとは違うキャラクターに挑戦出来て、とても楽しかったです。
改めて、ご来場誠にありがとうございました。
今回の「ラフカット」のような素敵な企画に出れるよう、さらに精進します。
辻義郎役 板橋廉平
▶︎千穐楽後の廉平からのメッセージです。